SSブログ
アフィリエイトならリンクシェア

軌道系交通と新旧共存 [バス・鉄道・航空・トラム・LRT・BRT]

こんにちは、こういちです

軌道系交通の計画について、少々興味深い事例を思い出したので、
記事にします。

その場所は新潟から離れた、千葉県佐倉市・ユーカリが丘ニュータウンです。
[Googleマップ参照]

大きな地図で見る

ご覧のとおり、ユーカリが丘ニュータウンには、いわゆる「新交通システム」
「山万・ユーカリが丘線」が通っています。(レポートについては下記URL参照)
「ユーカリが丘線」は、京成成田線・ユーカリが丘駅を起点に、ニュータウン内で
ラケット状のループを形成し、ユーカリが丘駅に戻る、単線の軌道で構成されて
います。

かつてユーカリが丘ニュータウンと「ユーカリが丘線」は、今から約15年前の
1993年~1994年ごろ、TBS系「そこが知りたい」の「京成線各駅停車」で
取り上げられたことがあります。

同番組で紹介されたのが、ユーカリが丘ニュータウンにおける「新旧共存」です。

ユーカリが丘ニュータウンは、旧い集落である佐倉市・井野集落と、同集落を
ループ線で囲む形で敷設された「ユーカリが丘線」、ユーカリが丘線のループ線の
外側に造成されたニュータウンで構成されています。

すなわち、ユーカリが丘ニュータウンは、ユーカリが丘線を挟んで、
旧い集落と、近代的なニュータウンが立地する「新旧共存」が図られている、
というものでした。


さて、話を新潟市内に戻します。
新潟市の郊外は、旧い集落と、それに張り付く形で造成された新興住宅地や
郊外型商業地、周辺に広がる農地で構成されています。
(一部、過去に農地のど真ん中に造成された大規模住宅地も存在しますが)

新潟市郊外に、集落の周辺農地を新興住宅地に転用し建設し、
かつ、同集落にLRTを等の郊外輸送を目的とした軌道系交通機関を
建設する場合について。
公共交通指向型開発(TOD)によって、下記の流れで建設を進めてはと
考えました。

(1)集落と、新興住宅地転用予定の農地との境界に、
LRT等の軌道系交通機関を計画する。
(2)上記LRT等の軌道系交通機関を建設する。
(3)(1)の農地を新興住宅地に転用し、建設する。

現在の新潟市内に、上記流れでLRT等軌道系交通機関が導入できる地区は、

(1)江南区亀田地区
(2)新潟競馬場東部北区笹山・白勢町境界
(3)北区島見町地内新潟医療福祉大学南部砂丘地
(←松浜橋上流橋東詰~島見緑地・新潟トライアルパーク(新潟東港工業団地)に、
都市計画道路の計画がある.新潟市公式ページ内「新潟市の用途地域」掲載)

などが考えられます。


参考ページ:

山万・ユーカリが丘線レポート「関東鉄道めぐり20」
(「TAKAの交通論の部屋」掲載):
http://www.geocities.jp/daijitk/kanntoutetudoumeguri/kantou060913.html
「TAKAの交通論の部屋」:
http://www.geocities.jp/daijitk/

山万株式会社:
http://www.yamaman.co.jp/
ユーカリが丘:
http://www.yukarigaoka.jp/

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

アフィリエイトならリンクシェア

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。