3月3日付新潟日報「ワイド新潟」(16～17面)「新交通システム-事業費、効果を提示-市が新年度調査に着手」

こんにちは、こういちです

本日3月3日の新潟日報「ワイド新潟」面に、新潟市内の公共交通に関する
記事が掲載されていました。
以下、記事の抄録を示します。


「新交通システム－事業費、効果を提示－市が新年度調査に着手」

新潟市は2009年度、LRT(低床式車両を活用した次世代型路面電車)など
新たな交通システム導入に関する調査を始める。選択肢となるシステムの
整備効果などを分析して市民に示し、議論を喚起する狙い。市民の意見を
集約し、10年度には導入の方向性を決める方針だ。
(中略)高齢社会への対応やCO2排出抑制の面からマイカーに過度に依存
しないまちづくりが課題になっている。
現段階で新たな交通システムの候補に挙がるのはLRTに加え、専用レーン
に大型バスが走るBRT(次世代型バスシステム)、小型モノレール。市都市
交通政策課は「走行空間や輸送費、整備事業費などを具体的に調査し、
市民の皆さんに発信したい」とする。
市のシンクタンク「都市政策研究所」でも、市役所や県庁、病院などの
公共施設や商業地が分散している同市の現状を都市構造の面から分析し、
新たな交通システム導入の試案を示す方針。「どういった都市交通で、
どのような都市の中心軸(拠点)がつくれるかに重点を置く」(同研究所)
という。
一方、同市では07年度に国から「オムニバスタウン」の指定を受け、
11年度までの五年間でバスを生かしたまちづくりを展開。(中略)
市はオムニバスタウン事業に引き継ぐ形で新たな交通システムの在り方を
検討していく。
市都市政策部の斎藤隆部長は「専用レーンを設けるにしても市民の理解が
なければ進められない。いろいろなところで議論してもらい、意見を集約した
上で、何にするかも含めて導入の方向性を示したい」としている。


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