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切除した乳房の画期的な再建技術、来年ヒトで試験へ オーストラリア<国際ニュース : AFPBB News> [医療と健康]



こんにちは、こういちです

乳がんは、女性がん患者の死因のトップとなっています。

そのため、乳がんは「早期発見・早期治療」が肝心です。

一方で、乳がん手術において、乳房の切除が、(男性の私が言うのも恐縮ですが)
女性にとって乳房を失うことに抵抗を感じるのも事実です。

そのため、乳がん手術においては、乳房の温存方法や、切除した乳房の再建方法
課題になっています。

この程報じられた当該AFPBB News記事によると、オーストラリア・メルボルン(Melbourne)の
バーナード・オブライエン顕微鏡手術研究所(Bernard O'Brien Institute of Microsurgery)の
医師団は2009年11月12日、乳がんで切除した乳房の画期的な再建法について、
ヒトを対象とした試験を実施することを明らかにした、との事。

当該AFPBB News記事によると、下記の要旨で記述することができます。

1.同研究所は、患者自身の脂肪細胞を使って乳房を再建する新しい方法を開発した

(1)少量の脂肪細胞を入れた穴の開いたブラジャーのカップのような医療器具を胸に埋め込む。
(2)患者本人の血液を供給された脂肪細胞が空間を埋めるように増えていき、
最終的に乳房の部分が脂肪で満たされる。

2.基本的に患者は違和感を覚えない

3.最初の被験者らは器具を取り除くために2回目の手術を受けなければならないが、
数週間で溶ける生分解性の器具の開発も計画されている


同研究所医師団によると、これまでに幹細胞を使って乳房が再生されたことはあったが、
このような患者自身の脂肪細胞を使う手法は世界初だと言われています。

なお、ブタでの試験はすでに成功しており、ヒトを対象とした試験を来年2010年早々に実施
(開始)することを明らかにしています

【11月13日 AFP】豪メルボルン(Melbourne)のバーナード・オブライエン顕微鏡手術研究所(Bernard O'Brien Institute of Microsurgery)の医師団は12日、乳がんで切除した乳房の画期的な再建法について、ヒトを対象とした試験を来年早々に実施することを明らかにした。

 同研究所は患者自身の脂肪細胞を使って乳房を再建する新しい方法を開発した。少量の脂肪細胞を入れた穴の開いたブラジャーのカップのような医療器具を胸に埋め込むもので、患者本人の血液を供給された脂肪細胞が空間を埋めるように増えていき、最終的に乳房の部分が脂肪で満たされるという。基本的に患者は違和感を覚えないという。

 最初の被験者らは器具を取り除くために2回目の手術を受けなければならないが、数週間で溶ける生分解性の器具の開発も計画されている。医師団によると、これまでに幹細胞を使って乳房が再生されたことはあったが、このような手法は世界初だという。ブタでの試験はすでに成功しており、ヒトに対する試験が来年早々に始まる。

 乳がんは女性がん患者の死因のトップとなっている。(c)AFP


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