こんにちは、こういちです




エイズ(HIV/AIDS)ワクチンを開発する試みは数十年前から行われているが、

数年前から「大きな前進」が見られ、実現の一歩手前まで来ている――。

(AFPBB Newsから引用)





上記の引用文は、米国立アレルギー感染症研究所
(National Institute of Allergy and Infectious Diseases、NIAID)
のアンソニー・フォーシ(Anthony Fauci)所長が、
AFPとの独占インタビューで語ったコメントです。

[※インタビューは、第18回国際エイズ会議
(2010年7月18日からオーストリア・ウィーン(Vienna)で開催)
が開催されるのを機に実施]

フォーシ所長曰く、ここ数年で起こった2件の発見が、
エイズワクチン研究において「重要な前進」をもたらした、
との事。

1件目は、前年2009年タイで1万6000人を対象に行われた臨床試験、
2件目は、NIAIDがHIVの9割以上を無力化できる抗体を2個発見したこと、
です。

当該AFPBB News記事によるとエイズワクチン研究の次のステップは、
NAIDが発見した前記の2個の抗体が、HIVのどの部分に作用するかを突き止め、
その部分をワクチン利用できるかどうか臨床的に確認することになる、
との事。

フォーシNAID所長の見通しの通り、エイズワクチンが数年後に日の目を見る、
もとい、
エイズ・HIVがワクチンによって、
治療可能になることが期待できる
でしょう。