こんにちは、こういちです

本年2010年2月に発足した『一般社団法人 日本電子書籍出版社協会』
について、マイコミジャーナルから記事が配信されました。

本日2010年3月24日、『(般社)日本電子書籍出版社協会』が、
同日の記者会見にて活動開始を正式に発表しました。

以前本ブログで、日本における電子書籍の取り組みとして、
電書協についての記事を掲載したこともあり、
当該マイコミジャーナル記事の概要を、記事として掲載します。


『一般社団法人 日本電子書籍出版社協会(電書協)』

概要

(2010年3月24日記者会見、2010年3月24日マイコミジャーナル配信)





0.前身団体

電子文庫出版社会





1.活動開始年月日

2010年3月24日





2.構成企業

大手出版社など31社





3.活動主意



(1)概要

権利関係やフォーマットの整備、紙媒体との共存など、

電子書籍の在り方の構築に取り組む



(2)理念

"著作者の利益・権利の確保"

"読者の利便性に資する"

"紙とデジタルの連動・共存"





4.電子書籍フォーマットへの取り組みについて



(1)記者会見でのコメント

その1:

独自のものを作ることは基本的に考えていない

その2:

さまざまなフォーマットを検討する

その3:

印刷と電子出版の工程におけるデジタルデータの融合も課題

その4:

すべての出版社、出版活動を行なう人が、

この問題に関して余分なコストをかけずに、中身に集中できる環境

を模索したい

(以上、村瀬拓男監事)



(2)課題および懸案事項(こういちの私見)



その1:

電子書籍フォーマットの「ガラパゴス化」防止

(日本独自のフォーマットが確立するのはいいが、

世界標準フォーマットから取り残されるため)



その2:

Amazon「Kindle形式(AZW)」の

電子書籍フォーマットとの統一

(Kindleブックとの規格統一)



その3:

Apple「iPad」向け電子書籍販売サービスの

電子書籍フォーマットとの規格統一



その4:

Googleによるインターネット経由での

電子書籍ダウンロード販売サービスの

電子書籍フォーマットとの規格統一





5.参加企業

当初、一般書を取り扱う出版者で構成

[

朝日新聞出版/学研ホールディングス/角川書店/河出書房新社/幻冬舎

/講談社/光文社/実業之日本社/集英社/主婦の友社/小学館/祥伝社

/新潮社/ダイヤモンド社/筑摩書房/中央公論新社/東洋経済新報社

/徳間書店/日経ビーピー/日本経済新聞出版社/日本放送出版協会

/早川書房/PHP研究所/扶桑社/双葉社/ぶんか社/文藝春秋/ポプラ社

/マガジンハウス/丸善/山と渓谷社

]





6.補足



電子書籍販売サイト「電子文庫パブリ」は電書協が運営を引き継ぐ