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クフ王ピラミッド近くに労働者の墓、「奴隷が建設」の通説と矛盾 エジプト<国際ニュース : AFPBB News> [地理・歴史全般]



こんにちは、こういちです

クフ王(Cheops)のピラミッドの建設に従事した労働者の墓群を、
エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities)の
ザヒ・ハワス(ザヒ・ハワーズ、Zahi Hawass)事務局長主導による
考古学チームが発見したとの事。

当該AFPBB News記事を、本ブログに掲載します。

発見された墓群に関する事項ついては、下記の通りです。

(1)第4王朝(紀元前2694年~2513年)期のもの

(2)墓の位置はピラミッドを臨む近距離にあるが、
奴隷の墓ならばピラミッドに隣接した位置に
存在することはありえない
(ハワス事務局長による)

(3)上エジプト(Upper Egypt)やナイ川デルタ(Nile Delta)の
豪族が、免税の見返りとして、毎日子牛11匹、羊23匹と
ともに、労働者を派遣した証拠も発見された

(4)労働者の墓の存在は、ピラミッドは奴隷によって
建設されたとの定説に矛盾する
(ハワス事務局長によって指摘)

(5)以上の内容から、ピラミッドは奴隷によって造られた
とされる定説が覆る可能性がある

【1月11日 AFP】エジプトの考古学チームが、同国最大のクフ王(Cheops)のピラミッドの建設に従事した労働者の墓群を発掘したと、ファルーク・ホスニ(Faruk Hosni)文化相が10日、発表した。ピラミッドは奴隷によって造られたとされる定説が覆る可能性がある。

 見つかった墓群は第4王朝(紀元前2694年~2513年)期のもので、エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities)のザヒ・ハワス(Zahi Hawass)事務局長が主導する考古学チームが発見した。

 ハワス事務局長は、労働者の墓の存在は、ピラミッドは奴隷によって建設されたとの定説に矛盾すると指摘している。

 まず、墓の位置はピラミッドを臨む近距離にあるが、ハワス事務局長によれば、奴隷の墓ならばピラミッドに隣接した位置に存在することはありえない。さらに、上エジプト(Upper Egypt)やナイ川デルタ(Nile Delta)の豪族が、免税の見返りとして、毎日子牛11匹、羊23匹とともに、労働者を派遣した証拠も見つかったという。

 クフ王の墓の建設に従事した労働者の数について、ハワス事務局長は1万人未満ではないかと話した。(c)AFP


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