SSブログ
アフィリエイトならリンクシェア

都市交通改善で「2050年までに7000兆円節約可能」、IEA報告<国際ニュース : AFPBB News> [バス・鉄道・航空・トラム・LRT・BRT]



こんにちは、こういちです

【7月13日 AFP】都市計画によって交通システムを改革すれば、2050年までに全世界で最大70兆ドル(約6940兆円)を節約できるとする報告書が、国際エネルギー機関(International Energy Agency、IEA)により10日、発表された。

 IEAは都市再編に関する報告書「A Tale of Renewed Cities(一新した都市たちの物語)」の中で、今後37年間で自動車や燃料、インフラなどへの費用を大幅に節約できる可能性を試算している。報告はセルビアのベオグラード(Belgrade)や韓国のソウル(Seoul)、米ニューヨーク(New York)など世界の30以上の都市で進められてきた交通システムの効率性改善や温室効果ガス削減、生活の質の向上に関する事例研究に基づいている。

「世界人口の半分以上がすでに都市部に住んでいるが、そうした都市の多くでは交通渋滞による燃料や時間の浪費が数千億ドル(数十兆円)の損失を生み、環境や健康、安全性を脅かしている」と報告書は指摘している。

 報告書では、各都市による取り組みの一例として、市内の鉄道網を一新したベオグラードでは、最初の6か月で乗客輸送が3倍に増えたことを指摘。またソウルでは乗降客数に応じてバス運転手の賃金を増減する歩合制を廃止したところ、乗降客数、スピード、安全性の全てが向上したとしている。特急バスを導入したニューヨークでは1年以内に移動時間が11分短縮され、利用客も増えたという。

 IEAのマリア・ファンデルフーフェン(Maria van der Hoeven)事務局長は、2050年までに世界人口の7割近くが都市部に住むようになり、都市交通のエネルギー消費は倍増すると予想。そのため交通システムを改善する「緊急の措置」が必要だと警告している。(c)AFP


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

アフィリエイトならリンクシェア

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。